結論から言ってしまうと、新築物件での値引き交渉はまず考えられません。不動産会社も建築会社も大家さんの信頼を得て建築条件をご提案しているので、やっと信頼関係が結べて多額の費用を掛けて建築したのに建てて直ぐに「借り手がつかないので家賃を下げてもらえませんか・・。」って普通はいえないです。大家さんも銀行ローンでアパートやマンションを建てているのが殆どなので値下げすると大家さんが困ってしまうことになります。
新築を建築したのまでは良かったけど 入居者が全然決まらず 値下げ交渉には応じたいけれども建築コストがかかり過ぎてお家賃を値下げ出来ない物件もあります。オール電化の設備を入れたことで建築コストもかかり4部屋中2部屋が新築からずっと未入居というお部屋が過去にありました「オール電化の物件なのにエコジョーズじゃない!」おまけに駅から遠い!年間入ってくるはずの家賃が250万円も入ってこないのですから大家さんが本当に気の毒でした。建築コストがかかっている物件はお願いしてもまず家賃が下がることは難しいと思いました。
ペット可の新築でもなかなか入居者が決まらないという物件もありました。いくら新築の物件でも駅から遠いと借りてがなかなかつきません。少子化の影響と世の中の物件がたくさん有りすぎているからでしょうか?1年間も新築してから入居が決まりません。家賃が下がるかもしれないとずっと確認していました。しかし一向に家賃はさがりません。その代わりフリーレントという形で値引きしてもらうことに成功しました。新築物件の場合値下げ交渉は、難しいと思いますがあまりにも入居者が決まらない物件の場合、入居時から一定の期間家賃をサービスしてもらえる「フリーレント」なら交渉しやすいと思います。ずっと空いている物件なら一度交渉してみるのも有かも知れませんね。
ただちょっと心配性の大家さんの場合、値下げ交渉をすると契約の前から家賃の心配する人だと「この先ずっとちゃんとお家賃を支払ってもらえるのか心配!申し訳ないけれどその方はお断りしてほしい」なんていわれてしまうこともあります。そうなってしまうともう何を言っても考えが変わる事は滅多にありません。「そういうつもりじゃないんです!お勤め先もしっかりしている方なので、お願いします。ちゃんとした方です」等とお願いしても「始めにもめるとその後ずっともめるので」とか言われてしまいます。なのでお家賃交渉もタイミングや言い方などとても考えながらお家賃の交渉をしています。築年数が経っている物件でも難しいので新築の場合とっても難しいです。ですがお客様にはいつも「家賃って下がりますか?」は殆ど質問されるので下げれそうな時もそうでない時も頑張って交渉しています。家賃交渉以外のことでもお役に立ちたいのでお気軽にご質問ください。